「各自休みながら音楽的に不足した器量をたくさん補強しました。デビュー当時よりもずっと成熟した姿を期待してもいいと思います」男性5人組ボーカルグループ<M.Street(エム・ストリート)>が最近シングルを発表し、1年ぶりに本格的な活動を始めた。

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彼らはタイトル曲『Start』をはじめ『One Day』『エデンの記憶』『お前を好きな理由』など4曲が収録されたミニアルバムで、今年の夏再起の勝負に出た。アルバムは、曲数は多くないが大衆的なメロディと高級感あふれる、レベルの高い音楽になっている。

メンバーたちのずば抜けたボーカルで幻想的なハーモニーを作り上げる<M.Street>は、誰も真似することのできない自分たちだけの音楽的センスでファンの前に戻ってきた。

リーダーのソヒョン(25)をはじめクァント(26)、ソル(23)、チニョン(25)、チャンヒ(21)など、本来のメンバーそのまま。ポジションもやはりクァントとチニョンが高音を歌い、ソルとチャンヒが低音、ソヒョンが中間音を歌うなど、以前と変わらない。

彼らは2003年末、典型的なポップバラード曲『For My Love』と『The One For Me』でデビューし、当時の新世代たちからいい反応を得た。しかし、企画社の事情でデビューアルバム活動も思う存分できず、口惜しさだけが残った。

「この1年間、300曲くらい(曲を)もらい、29曲に減らして、その中から最終的に4曲を選びました」
<M.Street>は去る12日のインタビューを通じ、「これまで、有名な作曲家たちから数多くの曲をいただき、メンバー同士で選び抜いた末に作ったアルバムなのでとても満足」と話し、今回のアルバムに対する強い自信感を見せた。

ソヒョンは「メンバーごとに考え方が違ったが、夏という季節に合わせて、重いものより明るい感じを与えられる音楽として曲を選んだ」という。

ピアノ伴奏に続いて高音で強く上げながら始まるタイトル曲『Start』は、ミディアムテンポの軽さあふれる曲だ。歌はロックの要素が加えられた上、雄大でスケールが大きい。

メンバーソルは「この曲は沈んだマイナー調ではなく、メジャー調メロディの歌」と説明した。

クァントは「ファン・ソンジェ作曲家の『Start』はレコーディング室で練習するように行ったのに、あとで見たらアルバムにそのまま収録されていてみんなビックリした」とアルバム製作過程にあったエピソードを紹介。

2曲目の『One Day』は小さいビートがありながらも互いに違う音色とトーンで調和を成したハーモニーが叙情的に響く。

アルバム収録曲の中で唯一のバラード曲『エデンの記憶』は、柔らかいハーモニーが胸を切り刻むような感情を感じさせる。彼らの和合とコーラスが聴きやすくストリング演奏に注目するといい。歌詞の意味がわかりやすい『お前を好きな理由』は、男版FIN.K.Lが歌う歌と思えば合いそうだ。リズムが軽快でハツラツとしていて歌詞もかわいくすっきりと感じられる。

<M.Street>メンバー5人は、5年目の合宿生活に入りながら、互いの細かいことまでわかり、歌もみんながひとつになったように歌う。彼らは去る1月から4ヶ月間のレコーディングを終え、日頃は朝方3~4時まで練習して実力をつけてきた。ハーモニーを兼備したボーカルグループ<M.Street>は、決してステージで口パクをするグループではない。ただ、新人の時のようにあれこれ仕事を分けず、今後は音楽番組にもたくさん、出演し実力のあるグループとして確実に印象づける方針だ。

音楽(Music)とメロディ(Melody)の頭文字Mと、道(Street)で自分たちの歌が響き渡るようにという意味を込めて名づけられた<M.Street>は、今回のミニアルバムの活動と同時に、秋頃リリースするセカンドアルバムとコンサートで、これまで培った成果を見せる計画だ。

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