ICRC事務局長は、23日(現地時間)報道されたロシアのリアノボースチ通信とのインタビューで「ICRCは(新型コロナの流行)初期から北朝鮮の状況を綿密に見てきている」とし「国際赤十字赤新月社連盟(IFRC)、朝鮮赤十字社などとも接触している」と語った。
しかしICRC事務局長は、「北朝鮮から新型コロナの検査とそれに関連した支援の要請はなかったのか」という質問に「私が知る限り、まだ北朝鮮から何の要請も受けていない」とし「我々は北朝鮮と連絡をとっているが、特別な要請を受けたことはない」と答えた。
英国のファイナンシャルタイムズは先月の25日付けで「北朝鮮当局は新型コロナ診断検査のために秘密裏に国際社会に助けを要請した」と報道していた。
北朝鮮当局は最近、世界保健機構(WHO)に提出した週間報告書でも、新型コロナによる感染者は“0人”であると報告している。
このような中、WHOのピョンヤン(平壌)事務所長は去る22日にボイス・オブ・アメリカ(VOA)に送ったEメールで「北朝鮮の個人保護装備と新型コロナ診断キットなどの物資調達を助けている」と伝えている。
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