ハイテン米統合参謀本部副議長(資料写真)=(AFP=聯合ニュース)
ハイテン米統合参謀本部副議長(資料写真)=(AFP=聯合ニュース)
◇正恩氏は「軍を完全に掌握」 米軍高官 米軍制服組ナンバー2のハイテン統合参謀本部副議長は22日(米東部時間)の会見で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)について「依然として北朝鮮の核戦力と軍隊を完全に掌握しているとみられる」と述べた。20日に金委員長の健康悪化説が米メディアで報じられた後、これを否定する観測が出るなど健康状態を巡って憶測が広がる中、米高官が金委員長の軍統制力に変化がないとの趣旨の言及を行ったものとして注目される。◇若年層に緊急雇用支援 雇用保険対象外の職種に支援金も 雇用労働部は22日、「新型コロナウイルス危機対応雇用安定特別対策」を発表し、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で採用取り消し・延期となった若年層などのために55万人規模の緊急雇用支援を行う。学習誌が派遣する家庭教師や運転代行など、雇用保険の死角地帯にいる特殊雇用職には1人当たり月50万ウォン(約4万4000円)の支援金を最長3カ月支給する。予算規模は10兆1000億ウォンで、支援対象は286万人に上る。◇新型コロナ支援金を全国民に支給へ 高所得者には寄付促す 政府が新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済対策として支給する緊急災難(災害)支援金に関連し、支給対象の規模を巡って対立していた与党「共に民主党」と政府は22日、全国民に支援金を支給した後、寄付による「自発的返納」を促す方式の折衷案で合意した。共に民主党の趙正シク(チョ・ジョンシク)政策委員長は、国会で記者懇談会を開き「緊急性と普遍性の原則の下で緊急災難支援金を全国民対象に拡大する方策を推進し、社会指導層と高所得者などの自発的寄付を通じて財政負担を軽減する方策も併せて設ける」と述べた。◇半導体市場の停滞長期化 出荷量が初の2年連続減へ 世界の半導体出荷量が初めて2年連続で減少するとの見通しが示された。米市場調査会社のICインサイツは先ごろ公表した報告書で、今年の世界の半導体(IC=集積回路)の出荷量を前年比3%減と見通した。昨年の出荷量が前年比6%減少したのに続き、初めて2年連続での減少となる見込みだ。業界関係者は「2018年が好況だったため、昨年の出荷量は減少が避けられなかった」とし、「今年まで出荷量減少が続くということは停滞が長引くという意味だ」と説明した。◇強風で肌寒い天気に 最高気温は15度前後 23日は全国的に雲が多く、夜には雨や雪が降りそうだ。最高気温は12~17度で、15度前後の気温分布を示すと予想される。24日までは全国で日中に強風が吹き、施設管理に留意する必要がある。乾燥特報が発令されている京畿道内陸、江原道の東海岸、慶尚道、全羅南道東部では大気が非常に乾燥すると予想され、その他の地域にも乾燥特報が拡大される可能性が高い。◇カトリック教会 ソウルでミサ再開 天主教(カトリック)のソウル大教区は23日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止していたミサを約2カ月ぶりに再開する。ソウル大教区はこの日、明洞聖堂など232カ所で信者が集まるミサを行う。これに先立ち、ソウル大教区長の廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿は21日、政府が19日に宗教施設に対する運営中止の強力な勧告を解除すると発表したことを受けてミサの再開を決定したと明らかにした。
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