2月初旬に行われた2020年度最初の兵役判定検査の様子。全員がマスクを着用している=(聯合ニュース)
2月初旬に行われた2020年度最初の兵役判定検査の様子。全員がマスクを着用している=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国兵務庁は20日、「きょうから本人が希望する場合に限り、兵役判定検査を実施する」と発表した。同検査は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一時中止されていた。当初は2月24日から2週間を予定していたが、延長されて8週間に及んだ。

 兵務庁は判定検査の再開について「現役兵充員の支障を防ぎ、兵役義務履行の遅延に伴う不便を最小化するために避けられない措置」と説明した。

 同庁は新型コロナウイルス対策として事前にホームページで「健康状態質問書」を受け付けて、14日以内に海外から入国した人や集団感染が発生した施設への訪問歴がある人、自主隔離措置を解かれてから1か月以内の人などを検査対象から外す。検査の実施にあたっても、発熱の有無を確認し、寒気やせきなどの症状がある場合は帰宅させる。

 検査時は「社会的距離」の確保に努める。そのため1日当たりの平均検査数は通常の160人から100人程度に減る見通しだ。


Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 4