英国の通信社によると、WHOは7日(現地時間)「北朝鮮の保健省から毎週(新型コロナについての)報告書を受け取っている」と伝えた。
WHOの平壌(ピョンヤン)事務所長はこの通信社とのインタビューで「今月の2日まで北朝鮮内の外国人11人と住民698人など計709人が新型コロナの診断検査を受けたという報告を受けたが、感染者がいたという話はなかった」と説明した。
ただ、この事務所長は「北朝鮮では昨年12月31日以降、外国人380人を含め計2万4842人が隔離解除された」とし「現在は外国人2人と住民507人など計509人が隔離中である」と語った。
WHOによると、北朝鮮は今年の1月、中国政府から新型コロナの診断検査(PCR)に必要な装備を支援され、WHOは医療用の防護服など、個人保護装備(PPE)を供給している。
しかし各国の専門家たちは、北朝鮮が新型コロナの発生地である中国はもちろん、発病者が多数報告された韓国とも国境を隣にしているという点から「『新型コロナによる感染者がいない』という北朝鮮側の主張を信じることができない」という反応をみせている。
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