2月に行われた2020年度最初の兵役判定検査の様子=(聯合ニュース)
2月に行われた2020年度最初の兵役判定検査の様子=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国兵務庁は6日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全国で兵役判定検査の中止期間をさらに1週間延長すると発表した。

 

 これにより、兵役判定検査は今月17日まで中止される。原則的に20日から再開される予定だが、新型コロナウイルスの感染拡大状況と兵力の充員状況によって検査再開日が最終決定されるという。

 兵務庁は2月24日から兵役判定検査を暫定的に中止した。当初は中止期間を2週間としていたが、2回の延長を経て今月10日まで中止する予定だった。

 兵務庁は「13日から兵役判定検査を開始する予定だったが、地域社会での感染がさまざまな様相で発生している」とし、「海外から入国する感染者も増加していることから『社会的距離の確保』が必要だという政府の方針に従った措置だ」と説明した。

 また、今年の大学修学能力試験(日本のセンター試験に相当)が2週間延期されたことにより、検査終了日程も当初の11月27日から12月11日に2週間後ろ倒しされる。

 牟鍾和(モ・ジョンファ)兵務庁長は「新型コロナウイルスの感染拡大防止のために最善を尽くす」としながら、「20日の検査再開可否は総合的に検討する予定だ」と述べた。


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