拉致事件の3回目交渉も成果なし、長期化の懸念

ナイジェリアで大宇建設の役員・社員3人が武装勢力に拉致された事件で、現地当局と武装勢力の間で3回目の解放交渉が行われたが、成果が出ないまま終わった。外交通商部と大宇建設によると、交渉は5日午後8時から始まり6日午前3時45分まで7時間以上続けられたという。
　昨年6月と今年1月にも同社の社員がナイジェリアで拉致されているが、解放まで要した時間はそれぞれ41時間、61時間だった。これよりもさらに時間が経過していることから、事件の長期化が懸念されている。ただ外交通商部は、拉致された人々の安全は再確認できたとしている。


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