軍隊での銃器事故が急増していることが分かった。ハンナラ党議員が3日に公開した軍部隊銃器事故現況によると、昨年軍部隊で発生した銃器事故は22件で、前年の9件に比べ倍以上となった。

過去の銃器事故件数は、1997年が18件、1998年が21件、1999年が20件と、20件前後を維持していたが、2000年代に入ってからは2000年が11件、2001年と2002年が12件、2003年が10件、2004年が4件と大幅に減少していた。2005年から再び増加に転じている。

事故の類型別では自殺が114件で最も多く、次いで暴発が12件、銃撃が10件、不注意が3件と続いた。犠牲者数は死亡が21人、負傷が2人だった。

この議員は、銃器事故の原因を兵士の服務不慣れとして片付けるのではなく、人格教育の強化や体系的な銃器管理など根本的な対策作りを早期に行うべきだと主張している。

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