昨年のこどもの日、徳寿宮を訪れた親子連れが綱渡りをためしている=(聯合)
昨年のこどもの日、徳寿宮を訪れた親子連れが綱渡りをためしている=(聯合)
家族と遊びに行きたい――5月5日のこどもの日を前に、主役となる子どもたちのしたいことを調べたところこんな答えが圧倒的多数を占めた。

 国際援助団体のセーブ・ザ・チルドレンが、先月5日から24日まで、韓国の子ども765人を対象に調査を行ったもので、家族との外出を回答に挙げたのは90.5%に達した。次いで「テレビ・漫画・コンピュータゲーム」が6.8%、「友だちとの遊び」が2.2%だった。

 同団体関係者は、両親の共働きと子どもの課外活動が増えたことから家族と過ごす時間が不足している子どもたちの当然の要求が反映されたものと分析しており、父兄には子どもたちにプレゼントを与えるのではなく、外食や遊園地に出かけたり、親戚を訪ねるなどして過ごすのがよいとアドバイスしている。

 一方、子どもたちが親から聞きたい言葉を調査したところ、85.5%が「愛してる」を挙げ、次いで「ありがとう」が4.1%、「誇らしい」が1.8%となった。聞きたくない言葉は「あとで遊ぼう」が33.3%、「夫婦げんかは2度としない」が27.8%、「お金がない」が22.9%、「成績が上がったら願いを聞いてあげる」が15.9%となった。

 子どもたちから親に言いたいことは「勉強しろと言わないで」が48.4%で最も多く、「遊んで」が41.2%と続いた。先生に言いたいことの1位は「差別しないで」の35.7%、「叱らないで」の27.8%、「ほめて」お26.5%などが多かった。 

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