文大統領、「新型肺炎」総力対応態勢に…予定日程保留・懸案対応(提供:news1)
文大統領、「新型肺炎」総力対応態勢に…予定日程保留・懸案対応(提供:news1)
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が旧正月連休を終えて28日、国政業務に公式的に復帰した中、最大の懸案として浮上した中国・武漢市の新型コロナウイルス(新型肺炎)拡散を遮断し、後続措置に向けた総力対応態勢に入る。

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 文大統領は旧正月連休期間も新型コロナウイルス関連の事項を点検し参謀陣と対策を話し合った。

 3人目の感染者が発生した去る26日午前には、慶尚南道の自宅でチョン・ウンギョン疾病管理本部長とチョン・ギヒョン国立中央治療院長と電話で対応状況の報告を受けて指示を出す一方、感染症対応において、国民が過度な心配をしないよう、国民向けのメッセージを早期に出し、政府を信じてほしいと訴えた。

 4人目の感染者が発生した前日(27日)にはノ・ウンミン大統領秘書室長とチョン・ウィヨン国家安保室長、キム・サンジョ政策室長、全主席秘書官級の参謀陣から新年のあいさつをうける予定だったが、新型コロナウイルス対策会議として会議を開き、懸案の報告を受けて指示を出した。

 これは通常、月曜日に開催されてきた事実上の“主席・補佐官会議”で、キム・ユグン安保室1次長、キム・ヒョンジョン安保室2次長、イ・ジンソク国政状況室長も出席した。

 文大統領はこの場で「新型コロナウイルスの拡散防止に総力を傾けてほしい」とし、迅速に対処し、必要なすべての措置を講じるよう指示。

 文大統領は青瓦台(大統領府)国家危機管理センターと国務総理室などがコントロールタワーとなり、国内外の状況を総体的な指揮をするよう要請し、先制的な措置と総力対応など詳細事項を指示した。

 なお、文大統領は今週予定されていた公開日程を保留し、直接懸案について報告を受ける予定だ。

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