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北朝鮮メディア 今年の成果に「経済」強調=外交には言及せず
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮メディアは31日、今年最大の成果として「経済」を挙げた。昨年、南北や米朝関係改善など外交の成果を強調したこととは対照的だ。 朝鮮労働党機関紙の労働新聞は同日、「(北朝鮮の前に)立ちはだかっていた挑戦はむしろわが朝鮮がいかに偉大な強国であるかを浮き彫りにする強い証拠だった」として、三池淵市の再開発や温室農場、陽徳温泉文化休養地の建設などに言及。その秘訣(ひけつ)として「自力更生」を挙げた。 対外宣伝インターネットメディアのメアリは「今年、国の経済発展や人民の生活向上、科学技術の発展に貢献する創造物が数多く建った」として、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が力点を置いた「ランドマーク」の建物を取り上げ、経済部門の成果をアピールした。 北朝鮮メディアは昨年12月31日の年間総括で朝鮮半島の平和を主なテーマとして取り扱ったが、今回は言及しなかった。当時、メアリは「今年は、敵対と対決の悪化の一路を長年歩んできた北南(南北)関係が全民族の志向と要求に沿う劇的な変化を迎えた年」と評価していた。