韓国国防研究院のチャ・ドゥヒョン研究委員は19日、国会「安保と同盟研究フォーラム」と韓国国防安保フォーラムが共同で主催したセミナーで、「北朝鮮が6カ国協議の合意内容を誠実に履行するとしても、5年以内に完全な非核化を達成するのは難しい」と述べた。1994年の米朝枠組み合意以降も北朝鮮は核開発を続け、米朝関係を悪化させたと言及した上で、2012年を非核化の限界線とみて、現時点から政治、経済、軍事的な措置を動員し、戦時作戦統制権が転換されても安定的に管理できる方案を模索しなければならないと強調した。
一方、世宗研究所のソン・デソン首席研究委員は「戦時作戦統制権の転換における問題と対策」という発表文で、戦時作戦統制権の転換に備え、北朝鮮に軍事第一主義を断念させる努力と、平和体制の構築、韓国軍防衛力の強化などの取り組みも必要だと述べた。
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