国税庁が16日に明らかにしたところによると、昨年の全酒類出庫量は316万8000キロリットルで、前年に比べ2.4%増加した。出庫量は2002年が313万9000キロリットル、2003年が314万キロリットル、2004年が318万5000キロリットルと増加が続いた。2005年には309万3000キロリットルに減少したが、昨年再び増加に転じた。国税庁は、女性の飲酒増加や低アルコール酒の普及などが影響したと説明している。
 酒種別にみると、焼酎が前年比3.2%増の95万9000キロリットル、ビールが2.2%増の187万8000キロリットル、マッコリが1.8%増の16万9000キロリットルだった。ワインは前年比8.7%増の2万7000キロリットルで、2002年に比べると56.2%増加した。これに対し、ウイスキーやブランデーなどの洋酒は3万3000キロリットルで、前年比2.9%減少した。

 19歳以上の国民1人当たりの年間消費量は焼酎(360ミリリットル基準)が72.4瓶、ビール(640ミリリットル)が79.7瓶で、いずれも前年からやや増加した。一方、洋酒(500ミリリットル)は前年より若干減り1.71瓶だった。


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