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韓国最大野党代表 国会衝突事件で検察に出頭=「無罪」主張
【ソウル聯合ニュース】韓国の最大野党「自由韓国党」の黄教安(ファン・ギョアン)代表は1日午後、選挙法改正案や高位公職者不正捜査処の設置など4法案のファストトラック(迅速処理案件)指定で与野党が衝突した事件を巡り、事情聴取を受けるためにソウル南部地検に出頭した。 ファストトラックに指定された法案は、330日以内に採決しなければならない。自由韓国党は4月末、同党を除く与党「共に民主党」など4党が4法案をファストトラックに指定したことに強く反発し、国会で与党の議員らともみ合う事態に発展。国会法上の会議妨害罪や公務執行妨害罪などで計59人が告発された。共に民主党の議員40人も告発されている。 検察は9月末、告発された自由韓国党議員のうち20人に対し、今月1~4日に出頭するよう要請していた。黄氏は対象に含まれていないが、党の代表として聴取を受けるため自ら出頭したという。 黄氏は「ファストトラックによる法案の上程は違法だった」として、「違法に対し、平和的な方法で抵抗したことは無罪」と主張。「党は(検察の出頭要請に)応じられない」と述べた。 また、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対し、「野党弾圧を中止すべきだ」として、「文政権の反民主的な暴挙と最後まで戦う」との姿勢を強調した。