全羅南道高興郡小鹿島で5日、連島橋工事現場の床板が崩壊する事故が発生し、作業員12人がコンクリートや鉄筋とともに22メートル下に墜落した。崩れ落ちたおよそ980立方メートルのコンクリートなどに埋まった作業員の救助作業が夜を徹して行われたが、5人の死亡が確認された。7人は負傷し病院で治療を受けており、このうち1人は重傷と伝えられた。
 現場で作業に当たっていた目撃者によると、10メートル区間ごとに約10人ずつでコンクリート打設作業を行っていたが、このうち1部が大きな音とともに突然崩壊したという。

 現場は小鹿島と錦山・居金島を結ぶ連島橋架設工事で、海上区間2.03キロメートル、陸上区間4.64キロメートルの規模。事故が起きたのは陸上区間のうち小鹿島内部の橋梁部分で、現代建設が施工を請け負っていた。

 警察は、完全に固まっていないコンクリートの重さに足場が耐えられず崩壊したものとみて、地盤が弱かったり継ぎ目が弱かった可能性など正確な事故原因と、工事現場の安全管理に問題がなかったかについて調査している。


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