第1期(地下鉄1~4号線)・第2機(5~8号線)に続き、今年から2016年までに建設される都市鉄道の枠組みを定めるこの第3期計画案は、既存の地下鉄に替わりライトレールを導入するというもの。地下鉄よりも建設コストが低く抑えられるだけでなく、地下鉄の効率性を高めるためには既存の路線をつなぐ「短距離リンク」路線を多く設置することが必要との判断によるものだ。一般的に8量編制の地下鉄車両に対し、ライトレールは3~4両編制で車体も小さい。既に江北区牛耳洞~東大門区新設洞(2013年運行)区間は建設が確定している。
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今回の計画案は、特定地域や区に限らず、交通疎外地域を中心に市内まんべんなく路線を配置することを骨子としている。短距離リンク実現のためにも、地下鉄との乗り換えを最大限自由に行えるよう考慮した4路線を設定する方針だ。
南部に建設される路線は、汝矣島(5号線)~大方(1号線)~ボラメ(7号線)~新林(2号線)~ソウル大学を結び、地下鉄1・2・5・7号線との乗り換え便宜を図る。北部は、高麗大(6号線)~弥阿サムゴリ(4号線)~月渓(1号線)~上渓洞。西部は恩平区碌ポン洞~西大門区本陵洞~延世大学~麻浦~漢江辺区間が、東部は東大門区清涼里~中浪区面牧洞~新内洞区間が、それぞれ暫定的に検討されている。
ライトレール第1期路線建設には8000億~1兆ウォンがかかるものと推計されるが、全額を国費や市費で建設する地下鉄とは異なり、市はライトレール建設に民間資本を最大限誘致し、市民の税金負担を最小化する方針だ。上半期中に路線と駅の位置を最終確定し、下半期には事業妥当性の検討と承認に向け、企画予算処と建設交通部に計画書を提出する方針だ。
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