俳優ソン・ガンホが父親としての悩みを打ち明けた。

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ソン・ガンホは26日午後2時、ソウル・明洞(ミョンドン)ロッテシネマで行なわれた映画『優雅な世界』(監督:ハン・ジェリム/制作:LUCY FILM)の試写会後行なわれた記者会見で、「俳優である僕にしても、ヤクザである劇中僕のキャラクターにしても、父親として子供を思う気持ちは同じだ」と率直に打ち明けた。

映画『優雅な世界』は、職業がヤクザという平凡な(?)家長カン・イングの家族に対する愛と夢を描いた作品。国内を代表する演技派俳優ソン・ガンホと『恋愛の目的』のハン・ジェリム監督がタッグを組み、この時代に生きる“特別な”父親の熾烈な日常を細かく描いた。

ソン・ガンホは「僕の子供は小学生なので、劇中の状況のように深刻な父子間の葛藤はないが、子供たちが大きくなったら僕も必ず経験するはず」「そんな時“自然人ソン・ガンホならどうするだろうか”と考えてみたが、カン・イングと大きく変わらない」と頷いた。

ソン・ガンホはまた「子供と妻が求める父親像について気持ち的には十分に理解するが、父親には家族を愛する方式や責任感があり、立場が異なる」「カン・イングと僕は職業が異なるものの、似ている。この時代を生きる父親の日常はカン・イングと大きく違わない」と映画の現実性を強調した。

また「たとえヤクザだが、カン・イングは社会的にプレッシャーを受けて生きる大韓民国男性たちを代表する」と伝えたソン・ガンホは、“リアルな演技”に対する賞賛が続くと「我々が生きている時代の話を、映画的に価値をつけて構想した監督のおかげであって、僕は監督の作品の中の人物を忠実に描いた」と謙虚に答えた。

この他にもデビュー18年ぶりにスクリーンに挑戦したパク・チヨンが、イングの妻ミリョン役を演じ、個性派俳優オ・ダルスがイングの幼馴染みでありライバル組織の幹部ヒョンスを演じている。来たる4月5日公開。

Copyrights(C)donga.com & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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