写真展のポスター(韓国女性人権振興院提供)=(聯合ニュース)
写真展のポスター(韓国女性人権振興院提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】女性の人権と歴史の正義、平和のために声を上げた韓国と北朝鮮の旧日本軍慰安婦被害者を取り上げた写真展が6~11日にソウル・仁寺アートセンターで開かれる。

 写真展は韓国女性人権振興院の日本軍慰安婦問題研究所が主催する。日本による植民地支配に抵抗して1919年に起きた独立運動「三・一運動」から今年で100年となり、植民地支配からの解放と南北分断から74年を迎えるにあたり、南北の連帯と交流の枠を設ける目的で開催される。主なテーマは「出会い」と「日常」。

 会場には北朝鮮側被害者14人、韓国側被害者10人の写真と証言が展示される。北朝鮮側被害者の写真が展示会を通じ一般に公開されるのは初めて。

 日本のフォトジャーナリスト、伊藤孝司さんが北朝鮮側被害者を、ドキュメンタリー監督のアン・ヘリョンさんが韓国側被害者の姿をカメラに収めた。


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