ソウル地方警察庁の広域捜査隊は、弁護士法違反容疑の江南警察署の元警察官カン氏に対して、拘束令状を申請する方針であることを明らかにしていた。
警察関係者は「現在、捜査中の事案により、具体的な容疑内容については詳しく話せない」と述べた。
弁護士法第111条によると、公務員が取り扱う事件または事務に関して、請託または斡旋をするという目的で金品・接待、それ以外の利益を受けたり、受けると約束した者または第三者からこれを供与されたり、供与されることを約束した者は、5年以下の懲役または1000万ウォン(約100万円)以下の罰金に処するよう明示されている。
カン氏は過去に江南警察署で働いていたことがあり、現在は化粧品会社の役員を務めていると伝えられている。
警察は、未成年者がクラブに出入りしていた事件を収拾するためにBurning Sunのイ代表が、元警察官のカン氏を通じて、現職捜査官に金品を渡し、賄賂を受け取った警察はクラブが営業停止を避けられるよう“見逃し捜査”をしたとみている。
警察は22日午前、イ代表を参考人として召喚し、調査をする予定だったが、個人的な事情で延びたことにより、追加で調査を行う方針。イ代表はル・メリディアン・ホテルの投機取締役だったこともあり、ホテル側とBurning Sunの関係究明にも関心が注がれている。
警察によると、昨年7月に満18歳の未成年者が、Burning Sunに出入りする事件があったが、管轄の江南警察署は1か月後、“証拠不足”で捜査を終結して事件を検察に不起訴意見で送致した。
警察関係者は「現在、関連している人たちを調査したり、これから調査する人もいたりする」とし、「一部は被疑者として立件した」と明かした。
一方、クラブの役員などの関係者の薬物使用および流通疑惑についてもあるとみており、関連の捜査を江南圏内のクラブ全体に拡大する案も検討しているという。
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