前ソウル市長の呉氏　最大野党代表選への出馬表明＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国の呉世勲（オ・セフン）前ソウル市長（58）は7日に記者会見を開き、27日に実施される保守系の最大野党「自由韓国党」の代表選に出馬する意向を表明した。

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　呉氏は元弁護士。テレビ番組に出演するなどし知名度を高め、2000年の国会議員選でハンナラ党（現・自由韓国党）の公認候補として当選した。06年にはソウル市長に当選。10年に再選を果たしたが、11年に「予算の無駄遣い」などと反対していた小中学生に対する無料給食を巡る住民投票が不成立になったことを受けて辞任した。18年末に自由韓国党に入党した。

　呉氏は「（弾劾された）朴槿恵（パク・クネ）前大統領を乗り越えなければならない」として、「朴前大統領を乗り越えてこそ保守政治は復活できる」と強調。文在寅（ムン・ジェイン）政権を「過速・不通・腐敗政権」と批判し、「韓国を救いたい。保守の大統合と革新を成し遂げ、来年の総選挙で政権を奪還する」と訴えた。

　自由韓国党の代表選は呉氏や洪準杓（ホン・ジュンピョ）前党代表、黄教安（ファン・ギョアン）元首相による事実上の三つどもえになる見通しとなった。