このイベントは、音楽シーンで注目の男性アーティストをフォーカスする音楽番組「BREAK OUT」(テレビ朝日系列)とタッグを組み、「BREAK OUT presents ONE -special guest THE BOYZ-」と冠された一日限りのスペシャル公演で、チケット先行発売には約40,000人以上の応募が殺到するというまさに“プレミアムチケット”となり、彼らの注目度の高さがうかがわれた。
「初のワンマンショーケースでドキドキしています」(サンヨン)、「ワクワクしています。皆さんに会いたかったです」(ジュヨン)、「外は寒いですけど、この中は熱気がたっぷりで暑いです!」(ソヌ)とメンバーそれぞれ感想を述べたあと、“No.1選手権”やファンからの“Q&A”のコーナーで和気あいあいとした楽しいトークを披露。続くアコースティックライブのコーナーでは、「ジェイコブと僕が一緒に準備したスペシャルなステージをお見せしましょう」(ケビン)、「以前僕たちがカバーした楽曲を少しアレンジしたバージョンで聴いてください」(ジェイコブ)と語り、「thinking out loud」へ。アコースティックギターを奏でるジェイコブとケビンの優しくて美しいふたりの歌声が会場中にこだまする。クリスマスソング風なアレンジを加えて聴かせてくれ、ドビへの少し早いクリスマスプレゼントとなった。
11月29日に韓国でリリースされるミニアルバム「THE ONLY」とリード曲「No Air」の予告映像が流れた後、ステージには赤と黒を基調にしたカジュアルな衣装にチェンジしヘッドセットをつけたメンバーが再び登場し、「Walkin’ In Time」へ。メンバーそれぞれがソロで歌い継ぐバラード曲で、静かにしっとりと歌い上げ、12人全員が高いボーカル力を持っていることを存分に見せつけた。
ポップソング「L.O.U」、メンバーの愛嬌たっぷりなダンスが見られる「KeePer」、躍動感あふれるクールでかっこいいハードなダンスナンバー「Right Here」と続け、本公演のオリジナルTシャツに着替えてからのラストはファンソングの「I’m Your Boy」。わずか一年前なのに懐かしく感じるミュージックビデオが流れる中、メンバーはステージを右へ左へとフリーに動き回り、客席に大きく手を振り続けた。