WTは国際競技団体だが、訪朝する演武団の22人は全員が韓国人。趙正源(チョ・ジョンウォン)総裁をはじめ、外国人5人を含むWT総裁団も一緒に訪朝する。参観団とメディア関係者を合わせ、訪朝団は総勢49人となっている。
一行は中国・北京で北朝鮮の高麗航空機に乗り継ぎ、同日午後に平壌に到着する。11月3日まで滞在予定。
WT演武団は3月末に韓国の芸術団と共に平壌を訪問し、4月1日に単独公演、翌日にITFとの合同公演をそれぞれ行っている。
それから約7か月ぶりの平壌公演は、テコンドー殿堂を会場に、31日にWTの単独公演、11月2日にWTとITFの合同公演が行われる。
前回は日程の都合で同行できなかったWT総裁団も訪朝することで、ITFと協力の意思を改めて確認し合い、共同で取り組めるテコンドー関連事業についても話し合いが進むと期待される。
趙氏は出発前、WTの再度の平壌公演実現を喜びながら、「南北が一層発展した姿へと変わるよう、寄与できれば」と語った。
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