昨年の世界携帯電話市場で、国内の携帯電話端末機メーカーの販売が海外企業に比べ不振だったことが明らかになった。
 市場調査機関の米ストラテジー・アナリティックスが5日に明らかにしたところによると、昨年10億1470万台近い世界携帯電話市場で、サムスン電子は1億1800万台、LG電子は6440万台を販売した。サムスン電子の世界市場でのシェアは前年の12.6%から11.6%に、LG電子は6.7%から6.3%にそれぞれ下落した。一方、フィンランドのノキア、米モトローラ、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズはいずれもシェアを拡大した。

 国内メーカーは収益性の指標となる営業利益率もふるわなかった。サムスン電子の営業利益率は前年の12.1%から昨年は9.7%に急落し、平均販売単価も16.0%減の156ドルとなった。LG電子の営業利益率も4.5%から1.3%に大幅に下落した。平均販売単価は17.0%減の136ドルで、世界平均の148ドルを下回った。これに対し、ノキアとソニー・エリクソンは営業利益率が上昇した。

 国内メーカーの相対的な不振は今後1~2年続きそうだが、サムスン電子とLG電子の見通しは異なる。サムスン電子は今年の販売シェアは昨年から0.1ポイント低下の11.5%を記録し、2008年もこれを維持するとみている。LG電子は今年は昨年より0.4ポイント高い6.7%、2008年は6.8%のシェアを予測した。


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