<W解説>韓国・李大統領、閣僚選びでつまずく=支持率は就任以来、初の下落
<W解説>韓国・李大統領、閣僚選びでつまずく=支持率は就任以来、初の下落
韓国のイ・ジェミョン(李在明)政権で、女性家族部(部は省に相当)長官候補に指名されていた、与党「共に民主党」のカン・ソヌ議員が23日、就任を辞退した。カン氏をめぐっては補佐官へのパワハラ疑惑が指摘され、最大野党「国民の力」などは高位公職者の資質に欠けるとして、辞退を求めていた。李政権の閣僚人事をめぐっては、李大統領が20日、論文の盗用疑惑などが持ち上がっていた教育部長官候補のイ・ジンスク氏の指名を撤回している。李大統領は先月4日に就任して以来、閣僚の人選を進めてきたが、ここにきて組閣にブレーキがかかっている。就任以来、上昇を続けてきた支持率も、最新の世論調査で初めて下落した。閣僚人事をめぐる混乱も影響したとみられている。李大統領はカン氏に代わる候補者選びを急ぎ、早期に組閣を成し遂げることで政権への批判を最小限に抑えたい考えだ。
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