<米朝会談>トランプ大統領が会見 「完全なる非核化を約束」(画像:news1)
<米朝会談>トランプ大統領が会見 「完全なる非核化を約束」(画像:news1)
米国のドナルド・トランプ大統領は12日午後5時(日本時間)ごろ、金正恩(キム・ジョンウン)委員長と共に署名した共同合意文に関する公式会見に登場した。

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 以下、トランプ大統領の声明。(一部省略)

大変すばらしい24時間を過ごすことができた。
先ほど流れた映像は、金委員長と(北朝鮮)国民へ渡した映像である。
すばらしいポテンシャルをもっている。
今回の会談は、世界の人々に向けたものであり、大変に集中しておこなわれた会談だった。
私はここで、アメリカの代表として世界へ平和のメッセージを伝えたい。
シンガポール、この美しい国で(シンガポール国民へ)温かい希望を送りたいと思う。
また、会談を喜ばしいものに作り上げてくれた文在寅(ムン・ジェイン)大統領に感謝申し上げる。
そして、私の友人である安倍首相は、日本にとって世界にとって正しいことは何なのかを教えてくれた。
金委員長には、大胆で明るい未来に感謝したい。
米朝首脳の初会合であり、真の変化が可能だということを見せることができた。
正直・直接・生産的な会合だった。
70年前、流血の惨事が朝鮮半島で起こった。何万人もの勇敢なアメリカの兵士が命を落とした。
しかし、過去は必ずしも未来を否定するものではない。
敵国は友好国になり得る。そして、戦いの恐怖を平和の繁栄へと変えることができる。
北朝鮮は核兵器を放棄する大きな機会がある。
(金委員長は)完全なる非核化を約束してくれた。
今後も活発な交渉をおこなっていくだろう。
今後、この合意を履行することで互いに合意した。
これまでの政権は、始めることさえできなかったことだ。
合意文書への署名後、北朝鮮はすでにミサイルエンジンの試験場を廃止したと教えてくれた。
これらは、もっと昔に解決すべきことだったが、これから解決に向かう。
勇敢なる者が、平和をつくることができる。
韓国と北朝鮮は同じ言語、文化、運命を共にしている。
そのためには、核兵器という脅威を排除すべきなのだ。
これから、南北離散家族が共に暮らせる未来に向けて動いていく。
そういう時代は、必ず訪れる。歴史の中でもすばらしい日といえる。
金委員長は(北朝鮮に)帰国後、すぐこのプロセスを始めるだろう。
多くのメディアの前で、いま私はとても居心地が悪いが、これは重要なことであると考えている。
メディアの皆さん、集まってくださり、ありがとう。


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