＜米朝会談＞北朝鮮・三池淵（サムジヨン）管弦楽団団長がシンガポール入り…文化交流？晩餐公演？

6.12米朝首脳会談に出席する北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長に同行するため、北朝鮮の対外要人らが10日、シンガポールに到着した中、三池淵（サムジヨン）管弦楽団の玄松月（ヒョン・ソンウォル）団長の姿も見られ、注目を浴びている。

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　金委員長のシンガポール行きには妹の金与正（キム・ヨジョン）党中央委員会宣伝扇動部第1副部長や金英哲（キム・ヨンチョル）党副委員長兼統一戦線部長、李洙ヨン（リ・スヨン）党副委員長、李容浩（リ・ヨンホ）外務相らが同行した。事実上、北朝鮮の対外政策を扱う先鋭が全員集まったことになる。

　予想外だったのが玄松月団長だ。玄氏は10日午後3時47分頃（現地時間）、ホテルに入る姿が確認された。

　これについて米国のネットメディアなどは10日（現地時間）、会談準備に関与した匿名の人物の言葉を引用し、米国が今回の会談で北朝鮮との文化交流方案も議題の一つに含まれていると報道した。また、会談がうまくいけば、トランプ大統領が北朝鮮との親善関係を築く次元で、北朝鮮の体操選手や音楽団を米国に招待する可能性もあると伝えた。

　また、一角では米朝要人らの昼食や晩餐会公演に備えたものとの見方もある。