閣僚級会談に出席した韓国代表団(左側)と北朝鮮代表団(右側)=1日、板門店(写真共同取材団=聯合ニュース)
閣僚級会談に出席した韓国代表団(左側)と北朝鮮代表団(右側)=1日、板門店(写真共同取材団=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は1日午前10時、軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で閣僚級会談を始めた。4月27日の南北首脳会談で署名された「板門店宣言」の履行策を話し合う予定だ。

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 まずは、朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会に向けた赤十字会談、8月に開催されるアジア大会への合同参加に向けたスポーツ当局会談、当初5月中に開催するとしていた将官級軍事会談など、当局者会談の日程を固めたい考え。2000年の6・15南北共同宣言を記念する共同行事と南北共同連絡事務所の設置、南北の鉄道連結をはじめとする経済協力などに関しても協議する計画だ。

 韓国統一部の当局者は「会談のムードは悪くない」と伝えた。

 会談には韓国から首席代表の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官、金正烈(キム・ジョンリョル)国土交通部第2次官、盧泰剛(ノ・テガン)文化体育観光部第2次官、金南中(キム・ナムジュン)統一部統一政策室長、アン・ムンヒョン国務総理室審議官らが出席した。

 北朝鮮は対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長を団長に、金潤革(キム・ユンヒョク)鉄道省次官、元吉宇(ウォン・ギルウ)体育省次官、パク・ヨンイル祖国平和統一委員会副委員長、パク・ミョンチョル民族経済協力委員会副委員長の5人で代表団を構成した。


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