1950年朝鮮戦争が真最中な江原道(カンウォンド)の深い山奥にある村・東幕谷(トンマッコル)、純朴な人々の服装や空を見れば、真夏であることは明らかなのに、白い雪が降りしきる。

パク・クァンヒョン の最新ニュースまとめ

来たる8月4日公開を控えた映画『Welcome to東幕谷』(監督:パク・クァンヒョン、制作:フィルムイッスダ)での幻想的な“夏のぼたん雪”の正体が明かされた。

暑い夏の空を彩った白い雪は、実は手榴弾によって破裂したとうもろこしの粒。ミスで手榴弾がとうもろこし蔵で爆発し、でき上がった白いポップコーン雪は、神秘的な東幕谷をさらに童話のような美しい場所に変えるのに充分。

予告編とハイライトで、ポップコーンシーンを初めて目にした観客は、大きく吹き出しながら才気溌剌とした発想に拍手を送ったという。

制作陣はマンガのようなシーンを再現するため、50袋に達するポップコーンをいくつもの電子レンジに分けて作ったという苦労話も。

映画『Welcome to東幕谷』は朝鮮戦争当時、東幕谷で偶然に出会った北朝鮮軍(チョン・ジェヨン、イム・ハリョン)、韓国軍(シン・ハギュン、ソ・ジェキョン)、米軍(スティーブ・テシュロ)が、村人を通じて戦争と和合、平和についてのメッセージを伝えるという内容。

奇抜で独創的なアイディアが有名な『知っている女』のチャン・ジン監督がシナリオを執筆し、去る2002年にはすでに同名の演劇が1度公演されている。

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