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IOC会長 スポーツで平和な南北対話の支援へ
【ソウル聯合ニュース】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は4日(日本時間)、スイス・ローザンヌでのIOC理事会後の記者会見で、スポーツを通じ南北の対話が続くよう後押しする考えをにじませた。 海外主要メディアによると、バッハ氏は「IOCはスポーツの発展計画、各種の大会、選手の支援などにより平和な対話を導いてほしいとする南北の要請に献身してきた」と強調しながら、10月のユース五輪、2020年の東京五輪、22年の北京冬季五輪など、今後開かれる大型イベントを挙げた。これらの大会でも南北対話が平和に続くよう支援する意向とみられる。 また、2月に韓国で開催された平昌冬季五輪を機に、南北の政治家が融和的な流れを生み出し朝鮮半島の平和進展へつなげたと評価した。北朝鮮の平昌五輪参加を導いたバッハ氏は、北朝鮮の招きで3月末に平壌を訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)との会談で、北朝鮮選手が東京五輪と北京冬季五輪にも参加できるよう支援すると約束している。