“ナッツ姫”チョ・ヒョナ、整形外科医の夫から離婚訴訟起こされる＝韓国

韓進（ハンジン）グループ・オーナー一家の“パワハラ”疑惑が波紋を広げる中、趙亮鎬（チョ・ヤンホ）会長（69）の長女・趙顕娥（チョ・ヒョナ）大韓航空元副社長（43）が結婚8年で離婚訴訟に入った。

　4月30日、韓国法曹界によると、趙元副社長の夫A氏は今月初め、ソウル家庭裁判所に離婚および養育者指定を求める訴訟を提起した。趙元副社長側はまもなく弁護士を選任し、訴訟に対応するものと見られる。

　趙元副社長は2010年、京畿（キョンギ）小学校の同級生A氏と結婚した。A氏はソウル大医大を卒業した整形外科の専門医で、膝元に双子の娘がいることが伝えられた。

　趙元副社長は2014年、米NY・JFK空港から出発しようとしていた旅客機の航路を権力で変更し、正常運航を妨げた容疑で起訴された。1審では懲役1年の実刑が言い渡されたが、控訴審で懲役10か月・執行猶予2年判決を受け、最高裁で刑が確定した。