全羅南道務安郡は16日、務安空港工事が最終段階に入り11月開港に向け確実に進んでいると明らかにした。総事業費3056億ウォンが投じられた務安国際空港建設事業は、現在工程の88%が完了し、管制塔、滑走路、係留場、旅客ターミナルなど主要施設の大部分が完了または仕上げ段階にあるという。
 郡は、開港初期は安定した航空需要の確保と空港競争力強化を図るため、道とともに航空機運航による損失金支援、集客力のある旅行会社への奨励金支援政策などの条例制定を進め、シーズンに応じたチャーター路線開発など定期路線を拡大していく計画だ。広報戦略としては、道・郡や関連機関ホームページに情報を掲載するほか、隣接市・郡の観光案内に務安空港へのアクセス方法を表示するなどで空港認知度を高める。

 また、空港周辺の航空物流団地造成案について現地調査を行うとともに事業説明会やワークショップを開催し、物流関連企業誘致に向けた税制、金融、保証金支援案などを積極的に進める予定だ。

 務安郡は物流企業投資要因を促進するため、開港前に施設拡充を中央官庁に建議しており、施設拡充事業費400億ウォンのうち空港用地購入費の30億ウォンを今年の事業費として確保している。


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