<W解説>ようやく「司法リスク」から完全に解放された韓国サムスン電子会長=経済全体に肯定的な波及効果期待
<W解説>ようやく「司法リスク」から完全に解放された韓国サムスン電子会長=経済全体に肯定的な波及効果期待
韓国サムスン電子のイ・ジェヨン(李在鎔)会長が、経営権継承をめぐって株価操作や不正な会計を行ったとして、資本市場法違反などの罪に問われた事件で、韓国の大法院(最高裁判所)は今月17日、李氏を無罪とした二審判決を支持する決定を言い渡した。これにより李氏の無罪が確定した。李氏は2016年に明るみになった当時のパク・クネ(朴槿恵)大統領が友人に国政への不正介入を許した事件に絡み17年に逮捕され、その後、懲役2年6か月の実刑判決を受け服役。21年に仮釈放された。韓国紙の東亜日報は「2016年の国政介入疑惑を機にサムスンを標的にした捜査が開始されてから3160日。サムスンはオーナーをめぐる大規模な『司法リスク』からついに解放されることになった」と伝えた。
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