韓国高官、米国セーフガード発動受け「WTOに提訴」

韓国の金鉉宗（キム・ヒョンジョン）通商交渉本部長が23日、米国の輸入洗濯機・太陽光パネルを対象に発動したセーフガード（緊急輸入制限）措置と関連し、「WTO（世界貿易機関）に提訴する」と明らかにした。

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　キム本部長はこの日午前10時、米国セーフガード関連の民合同対策会議を主催し、「（米側のセーフガード措置は）WTO規範に反する恐れが明白であるという点で遺憾を表する」と述べた。

　キム本部長は「WTOに提訴する過程で不当なセーフガード措置の対象国と共同対応する案も積極的に協議していく計画だ」とし「同時に補償について議論するため米国側に両国間の協議を直ちに要請し、補償決裂時には対抗措置も積極的に推進する」と強調した。

　また「政府は2002年の鉄鋼セーフガード、2013年の洗濯機反ダンピングなど米国の過度な輸入規制に対して、WTOに提訴しており、何度の勝訴している」とし、「過去WTO上訴委員として活動した経験から、今回の洗濯機・太陽光パネルのセーフガード措置をWTOに提訴した場合、勝訴できるとみている」と確信した。