李宅淳(イ・テクスン)警察庁長は12日、今年の年度主要業務計画を発表し、麻薬成分を分析し製造地と経由地を追跡する麻薬捜査プロファイリング技術を導入する計画を明らかにした。
 麻薬プロファイリングは、触媒や製造方法などの違いで生じる不純物の成分と割合を分析し、麻薬製造・密売犯の特徴を突き止める技術。警察庁は米連邦麻薬取締局や豪州連邦警察など海外の捜査機関と情報を共有し、徹底して麻薬製造・密売事件を追跡する方針だ。覚せい剤をはじめとした向精神性医薬品、ダイエット・健康食品に見せかけた麻薬成分含有薬品、幻覚剤・MDMAといった新種の麻薬類などが分析対象となる。


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