＜EAFF E-1選手権＞韓国MFイ・ジェソン「明日の日韓戦、ファンに必ず勝利をプレゼントしたい」

男子サッカー韓国代表のMFイ・ジェソン（25、全北現代）は東京で開催されている「2017 EAFF E-1選手権」前、「誰が日程を組んだのかは分らないが、日韓戦が大会最終日におこなわれることになった」と笑い、「決勝戦になるかもしれない。最後に日本に勝って必ず優勝したい」と伝えていた。

イ・ジェソン の最新ニュースまとめ

　韓国は16日午後7時15分、東京・味の素スタジアムで日本との第3戦をおこなう。韓国は第1戦で中国と2-2の引き分け、第2戦では北朝鮮を1-0で破り、1勝1分で2位となった。日本は2連勝している。明日の試合結果によって優勝チームが決定するわけだ。

　日本は引き分け以上であれば頂点に立てる。韓国は無条件に勝利しなければならない。大会史上、一度も成し遂げられていない2連覇に挑戦する韓国は勝負をかける。

　試合を翌日に控えた15日午前、最終練習で記者団に会ったイ・ジェソンは「日本戦が決勝戦のようになって、より結果が重要だ。必ず勝利し、ファンにプレゼントしたい」と述べ、「明日は韓国の応援団120人ほどが競技場に来ると聞いた。大きな力になりそうだ。その応援団に喜びを捧げたい」と意気込んだ。

　韓国代表は14日、異例的に休息を取った。選手は各自自由に過ごし、落ちたエネルギーの回復に努めた。練習も重要だが、いまは“充電”がさらに大切とする代表チームの判断だった。

　イ・ジェソンは「体力的にも精神的にも大変だったが、回復した。僕らは休むことが練習1回より重要だと判断した。しかし、明日、結果を出せば休息してよかったと言えるだろう」と結果の重要性を改めて強調した。

　日本は第1戦で北朝鮮を1-0で下し、第2戦は中国を2-1で破った。得点はすべて試合後半だ。

　これに関してイ・ジェソンは「試合後半にゴールがあったことは、それだけ良いチームであり、集中力が高いことを意味する。僕らも90分間、緊張感を持たなければ」としながら、「プレッシャーを感じないと言ったらうそになる。だが、W杯本大会はもっとプレッシャーが大きい。今回の試合でプレッシャーを克服する術も学びたい」と語った。