＜野球＞ソン・ドンヨル監督が覚えている稲葉監督「リーダーシップがあった」

「走攻守、そろった選手で、リーダーシップがあった」。韓国野球代表チームのソン・ドンイル監督が覚えている稲葉篤紀日本代表監督のことだ。

ソン・ドンヨル の最新ニュースまとめ

　ソン・ドンヨル監督と稲葉監督は2017アジアプロ野球チャンピオンシップ（APBC）で対戦する。24歳以下または入団3年目以下の若い選手らが参加する親善大会。しかし日韓戦が最大2度、おこなわれる可能性があり、引くに引けない勝負だ。

　2人の司令塔は過去に日本で一緒に現役生活を送った。ソン・ドンヨル監督が1996年から1999年まで中日ドラゴンズで抑えとして活躍している間、稲葉監督はヤクルトスワローズでプレーしていた。

　ソン・ドンヨル監督は「稲葉監督は現役時代、走攻守、そろった選手だった。速球をよく打っていたのを思い出す」とし「6番くらいで打っていたと思う。2番で出ていた。最初は外野手でプレーしていたが、後に1塁へ行った」と稲葉監督の現役時代を思い浮かべた。

　またソン・ドンヨル監督は「選手たちと対人関係が良かった。だから主将も長くやった」と、稲葉監督のリーダーシップを説明した後、「私が抑えでプレーしていたため、対決は多くなかった。それでも打たれた記憶は多くない」と笑顔を見せた。

　一方、ソン・ドンヨル監督と稲葉監督が率いる日韓代表チームは来る16日、大会予選第1戦で対戦する。2チームとも決勝に進んだ場合、19日の優勝をかけて再度対決を繰り広げる可能性がある。