ポスコが松島国際都市の5工区と7工区にポスコグローバル研究開発(R&D)センターを建設する。仁川経済自由区域庁が30日、ポスコとセンター建設に関する覚書を締結したと明らかにした。

経済区域庁がポスコに約2万6000坪の敷地を提供し、ポスコは2009年8月まで延べ面積約1万5000坪規模のR&Dセンター、国際R&D交流センター、コミュニティーセンターなどを建設する。情報技術や生命工学、新素材など会社の新成長中核事業の研究環境を整え、優秀な人材を確保するとともに未来成長基盤を築くのが狙いだ。コミュニティーセンターには先端デジタル図書館を備え、地元住民と学校、産業研究機関に開放し、産業団地内で知識を共有する中心地として発展させる計画だ。

双方は4月まで具体的な事業内容を確定し基本協約を締結するとしている。年末に本契約が結ばれば、来年初めに着工する予定だ。


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