政府は17日、2012年国際博覧会の麗水招致が年末に確定すれば博覧会場建設に1兆6000億ウォンを投入するとした「2012年麗水国際博覧会開催基本計画」を打ち出した。韓明淑(ハン・ミョンスク)首相主宰の招致支援委員会で確定した。

 計画には会場造成や閉幕後の活用方法、交通・宿泊対策、各種の準備状況や博覧会運営に対する全体的な内容が盛り込まれている。4月9~13日に予定されている博覧会国際事務局(BIE)の現地調査の際に活用される見通しだ。

 基本計画によると、麗水博覧会は2012年5月12日から8月12日まで「生きている海、息づく沿岸」をテーマに開催される。開催期間中に世界80カ国・地域から795万人の来場者が見込まれる。会場は麗水新港に建設される。総面積は141万平方メートルで、このうち展示面積が25万平方メートル、駐車場や宿泊団地などは116万平方メートルだ。コンファレンスセンターの2万3140万平方メートルは、海上に浮かぶ施設とする。高級宿泊施設不足を解消するため、865室規模のコンドミニアムなどを建設する計画も盛り込まれている。

 投資費1兆6000億ウォンのうち4748億ウォンは民間投資、4314億ウォンは入場料などの収益事業、3334億ウォンは閉幕後の施設売却収入で調達する考えだ。4298億ウォンは財政支援金から調達する。

 博覧会閉幕後は、関連施設をマリーナ、海洋科学館、海洋体験センターなどに活用し、この地域を未来型観光・レジャー港として開発する。

 招致国は、12月の第142回博覧会国際事務局(BIE)総会で加盟国による投票で決まる予定だ。


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