朴槿恵前大統領の罷免を宣告した憲法裁判所の所長代行、李貞美(イ・ジョンミ)裁判官が退任式のあいさつで、「苦痛を伴う難しい決定だった」とし、「これからは和合と共生が必要だ」と述べた。
朴槿恵前大統領の罷免を宣告した憲法裁判所の所長代行、李貞美(イ・ジョンミ)裁判官が退任式のあいさつで、「苦痛を伴う難しい決定だった」とし、「これからは和合と共生が必要だ」と述べた。
韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の罷免を宣告した憲法裁判所の所長代行、李貞美(イ・ジョンミ)裁判官が退任式のあいさつで、「苦痛を伴う難しい決定だった」とし、「これからは和合と共生が必要だ」と述べた。

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 李氏は13日午前11時、ソウル・鍾路区(チョンノグ)・憲法裁判所大講堂でおこなわれた退任式で、朴前大統領の弾劾訴追を言及した。

 李氏は「いつものことではあるが、憲法裁判所は今回の決定を下すのに、憲法と法律により公正に手続きを進め、憲法の精神を実現するためにあらゆる力を費やした」と強調した。また、「我々が現在経験している統治構造の危機状況と社会葛藤は、民主主義、法治主義、人権保障という憲法の価値を強化する過程で体験する痛みだと考える」とし、「憲法と法治を通じてさらに成熟した民主国家になれると信じている」と述べた。

 李氏は今年1月末の所長退任を受けて所長代行に就き、朴前大統領に対する弾劾訴追の審理を指揮した。この日、6年の憲法裁判官としての任期を終えた。

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