サムスン電子のR&D人材は、2001年が1万5000人、2002年が1万8000人、2003年が2万1000人、2005年には2万8500人と年々増加を続けている。2001年から5年間で2倍以上に拡大した。博士クラスの人材は1995年には490人にすぎなかったが、毎年数百人ずつ増え続け2000年に初めて1000人を超えた。やはり5年間で3倍近く急増している。国内社員8万3000人の38%、10人に4人がR&D従事者ということになる。
R&D従事者の急増は、昨年末にサムスングループが創業以来最大規模の研究開発投資計画を発表し「技術準備経営」を宣言するとともに、高度な人材の拡充に全力投球してきた結果だ。
サムスン電子は昨年末、2010年までR&D分野に47兆ウォンを投じ、電子など中核分野の研究開発に集中的な投資を行うほか、研究人材も毎年6000人ずつ計3万人を増員すると明らかにした。また、2007年までに特許登録件数で世界トップ3に入ることを目標に、現在250人ほどの特許担当人材を2010年までに450人に拡大する計画だ。サムスン電子関係者は、今後も会社の企業哲学に従い、人材経営・準備経営を着実に進めていくと話している。
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