米最新ステルス駆逐艦「ズムウォルト」=(AP=聯合ニュース)
米最新ステルス駆逐艦「ズムウォルト」=(AP=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米太平洋軍のハリス司令官が先月、韓国の国会国防委員らに対し、米最新ステルス駆逐艦「ズムウォルト」の韓国配備に言及していたことが6日、分かった。 韓国国防部によると、ハリス氏は米ハワイの太平洋軍司令部本部を訪れた国防委員らが朝鮮半島への米戦略資産配備の必要性を訴えたことを受け、「ズムウォルトを韓国(の南部)の済州島や鎮海に配備することについてどう思うか」と尋ねたという。 ただ、国防部関係者はこの発言について、「真剣な提案とは受け取り難い雰囲気だったと聞いた」と伝えている。米国が韓国にズムウォルトの配備を正式に提案したことはないという。 韓国軍の一部では、米軍の最新戦略兵器であるズムウォルトが韓国に配備されれば、北朝鮮の挑発に対する大きな抑止力になるとの期待が広がっている。 従来の艦艇とは一線を画す外装で注目を集めるズムウォルトは、建造費だけで44億ドル(約4940億円)に達するステルス艦で、昨年10月に太平洋艦隊に配備された。
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