韓国憲法裁判所が所長権限代行を選出　８人体制で弾劾審理

【ソウル聯合ニュース】朴槿恵（パク・クネ）韓国大統領の罷免の可否を判断する憲法裁判所が１日、８人の裁判官全員が出席する会議を開き、朴漢徹（パク・ハンチョル）前所長の退任に伴う所長の権限代行に李貞美（イ・ジョンミ）裁判官を選出した。　李氏はこの日開かれる第１０回弁論から朴大統領の弾劾審理の指揮を執る。ただ、来月１３日に任期終了を控えている。　弾劾審理は憲法裁所長を含む裁判官９人全員で行い、罷免には６人以上の賛成を必要とする。朴前所長に続き李氏が退任し裁判官が７人に減った場合も６人以上の賛成で罷免され、２人以上が反対すれば弾劾は棄却される。