事故当日の2014年4月16日、中央災難(災害)安全対策本部で報告を受ける朴大統領=(聯合ニュース)
事故当日の2014年4月16日、中央災難(災害)安全対策本部で報告を受ける朴大統領=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾訴追案をめぐる憲法裁判所の審理で、朴大統領を弁護している代理人団の李中煥(イ・ジュンファン)弁護士は11日、報道陣に携帯電話でメッセージを送り、2014年の旅客船「セウォル号」沈没事故当日、朴大統領は午前9時から正常に勤務していたと明らかにした。 代理人団が10日、憲法裁に提出した事故当日の朴大統領の動静に関する答弁書では、事故関連で初めての書面報告を受けた午前9時53分以前の行動が記載されておらず、朴大統領が勤務時間を守っていなかったとの疑惑が出ていた。 李氏は「報告直前の勤務状況から記載し、9時から9時53分までの勤務内容は省略した」と釈明した。 答弁書にアン・ボングン第2付属秘書官とチョン・ホソン第1付属秘書官(いずれも当時)が官邸を訪れ、朴大統領に対面報告をしたことが記載されていないことに関しては、「二人は内部の人間のため(記載しなかった)」と釈明した。
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