競泳代表の朴泰桓氏(資料写真)=(聯合ニュース)
競泳代表の朴泰桓氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告に絡む一連の疑惑を捜査している検察の特別捜査本部が、職権乱用の容疑などで逮捕した前文化体育観光部次官の金鍾(キム・ジョン)容疑者が競泳韓国代表の朴泰桓(パク・テファン)氏にリオデジャネイロ五輪への出場を断念するよう求めたとする疑惑について捜査を開始した。検察は24日、朴泰桓氏側の関係者を参考人として呼び、事情聴取したと明らかにした。 朴泰桓氏側によると、金容疑者は今年5月、朴氏の所属事務所関係者や大韓体育会(韓国オリンピック委員会)関係者との会合で「五輪出場をあきらめれば企業スポンサーとの間を取り持つが、出場にこだわるなら不利益を与える」という趣旨の発言をした。「(企業スポンサーとか)そんなものは私が約束することができる」といった金容疑者の発言を収めた録音記録が公開され、波紋が広がった。検察は、当時その場にいた関係者に発言の真偽を尋ねたとしている。 金容疑者はサムスングループに対し、崔被告のめいのチャン・シホ容疑者が実所有していたとされる韓国冬季スポーツ英才センターに資金支援するよう強要したなどとして、チャン容疑者とともに21日に逮捕された。
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0