特別検察法案を閣議決定　国政介入疑惑捜査へ＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は２２日、朴槿恵（パク・クネ）大統領の親友、崔順実（チェ・スンシル）被告の国政介入疑惑などの解明に向けた特別検察官任命に関する法案を閣議決定した。　法案は最大野党「共に民主党」と第２野党「国民の党」が合意して推薦する特別検察官候補２人のうち１人を大統領が任命する。特別検察官制度は、捜査に影響を与えることのできる政府の高官らが捜査対象になった場合に与野党の合意で導入される。特別検察官は行政や検察当局から独立した形で捜査を行う。捜査期間は最長１２０日。　閣議決定後、朴大統領は同法案を承認する方針だ。青瓦台（大統領府）の鄭然国（チョン・ヨングク）報道官は「予定通り法案を承認する」と話した。