チェ氏に国政資料を事前に流出させたとの疑惑を受けている当事者が逮捕され、チェ氏の国勢介入疑惑に対する検察の捜査も本格化される見通しだ。
チェ・スンシル疑惑検察特別捜査本部は去る3日午後11時30分ごろ、チョン前秘書官を逮捕令状により逮捕したと4日、明らかにした、検察がチョン前秘書官に適用した容疑は公務上の秘密漏えい容疑だ。
チョン前秘書官は大統領演説文などをチェ氏に事前に渡し、青瓦台(大統領府)報告資料をチェ氏の事務室へ直接持っていき渡したという疑惑をもたれている人物だ。
チェ氏が使用したと推定されるタブレットPCから発見された大統領演説文の一部の最終修正者IDが、チョン前秘書官のものと推定された。このIDはチョン前秘書官が国会補佐官のときから使用していたもので、チョン前秘書官は同一IDを青瓦台にも登録していた。
検察がチョン前秘書官を逮捕し、捜査もミル・Kスポーツ財団疑惑に続き演説文、青瓦台報告資料事前流出疑惑へ拡大される見通しだ。
また、捜査結果によりチョン前秘書官とチェ氏に軍事機密保護法違反、外交上の秘密漏えい容疑が適用される可能性もある。チェ氏が使用したものと推定されるタブレットPCには演説文の他にも外交、安保、人事など青瓦台文書200件が保存されていることがわかった。
検察は4日午前から逮捕されたチョン前秘書官を取調室へ呼び、高強度の調査を広げている。
検察は、チョン前秘書官を相手に演説文を流出することになった経緯、タブレットPC所有者・使用者が誰なのか、チェ氏が朴大統領の演説文と青瓦台の報告資料を修正したのか、すべての過程に朴大統領が介入しているのかなどを集中的に追及している。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0