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事故は2700メートルのコースで23の障害を越えていくクロスカントリー競技で起きた。当日は朝から雨模様で、コースがぬかるむ中、午前10時ごろに競技が始まった。競技開始から2~3分後、8個目の障害を越えようとした馬の前脚が引っかかり、騎乗していたキム選手が仰向けに地面に落ち、その上に体重500キログラムに達する馬が倒れこんできた。キム選手は頭部を負傷し、その場で心肺蘇生術を施したものの回復せず、近くの病院に緊急移送されたが最後まで意識を回復しなかった。
国際大会で韓国選手が死亡する事故が起きたのはこれが初めてで、アジア大会で競技中の事故で死亡者が発生したのも初めてだ。
メディアセンターで会見した韓国選手団のチョン・ヒョンスク団長は「なにを言っていいかわからない。団長として事故がないように戻るのが最大の目標だったのに、申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と肩を落とした。
一方、韓国乗馬選手団は、キム選手の死亡事故を受け、馬場馬術総合競技の残り日程について出場を見合わせることを決めた。ただ11日と12日に行われる馬術障害については個人、団体ともに予定通り出場する。
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
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