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サムスン電子 シャープなどの株式を売却=中核事業に集中
【ソウル聯合ニュース】サムスン電子は18日、中核事業に集中するため、オランダの半導体製造装置大手ASML、ハードディスク駆動装置(HDD)大手の米シーゲイト・テクノロジー、半導体開発大手の米ラムバス、電機メーカーのシャープの株式を売却したと発表した。 サムスンは「投資した資産を効率化し、中核事業に力量を集中するため。通常の経営活動の一環で、株式を売却した会社との協力関係に影響はない」と説明した。 サムスンが売却した海外企業の株式の額は1兆ウォン(約908億円)台に達するとされる。ASML株については保有株の半分に当たる1.5%(約6000億ウォン)を売却した。投資費を回収するための措置で、ASMLとの協力関係に変わりはないとしている。 シーゲイト、ラムバス、シャープについては全株式を売却した。 今回の株式売却は、李健熙(イ・ゴンヒ)会長の長男、李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が経営責任を担う取締役に選任されることが決まった中で推進されたため、注目される。業界では李副会長の実用主義、「選択と集中」戦略に伴い、中核事業を中心にポートフォリオ(資産構成)を再編する過程で、売却が行われたとみている。