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韓国次期大統領選の有力候補調査 潘国連総長が初めて1位
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社リアルメーターが2日に発表した次期大統領選の有力候補の支持率は、初めて調査対象に含まれた潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が25.3%を得て1位となった。潘氏は国際会議などに出席するため、先月末に韓国を訪問した際、来年12月の大統領選に出馬する可能性を示唆し、話題を呼んだ。 2位は前週より0.7ポイント上昇の22.2%となった最大野党・共に民主党の文在寅(ムン・ジェイン)前代表だった。次いで国民の党の安哲秀(アン・チョルス)常任共同代表(12.9%)、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長(6.6%)、呉世勲(オ・セフン)前ソウル市長(4.3%)、与党・セヌリ党の金武星(キム・ムソン)前代表(3.8%)が続いた。 同社は文氏と安氏の野党候補同士の2強構図から潘氏と文氏の与野党候補2強に再編されたとして、「文氏を除く有力候補者の支持層が潘氏にシフトした」と分析した。潘氏の出馬については、保守政党のセヌリ党を中心に待望論が強い。 一方、朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率は前週より2.2ポイント上昇し36.1%となった。不支持率は1.6%下落の59.7%。同社は「潘氏の来韓による保守勢力の結集効果や、(朴大統領の)アフリカ歴訪関連報道が続き、緩やかな上昇を維持している」と説明した。 政党支持率はセヌリ党が前週と同じく30.1%となり、首位を守った。共に民主党が3.4ポイント上昇の29.8%、国民の党は2.4ポイント下落の17.7%だった。 調査は先月30日から今月1日にかけて、全国の有権者2018人を対象に実施された。