女性記者に対するセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)問題で去就が注目されていた崔鉛熙(チェ・ヨンヒ)議員に、懲役6月、執行猶予1年が言い渡された。

 ソウル中央地裁は10日の公判で、今回の事件は通常の強制わいせつ事件よりも被害が大きく被害者に対する誠意ある努力が必要にもかかわらず、金銭的な保障などの努力が見受けられず、懲役刑は免れないとした。また、国民を代表すべき被告人が、行き過ぎた飲酒で思慮分別をなくし事件を起こしたことは非難されることだと述べた。被告人が国会議員ということだけで加重処罰を受ける理由にはならないが、メディアの報道を通じて被害事実が広がり、被害者が精神的な苦痛を受けたことを考慮すると、厳罰に処する必要があると強調した。

 国会議員が刑事事件で禁固以上となれば議員職の喪失事由となる。控訴について崔議員は「考えてみる」と述べるにとどめた。


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